当加工場の前に広がる生浦湾(おおのうらわん)は、太平洋の黒潮と伊勢湾に流れ込む木曽三川・宮川・節田川など、山と海からのプランクトンが潮の干満により溶け合います。 これがカキにとって最も恵まれた環境であるといわれています。そのため牡蠣の成長が早く1年で水揚げが可能になります。 味は渋みが少なくカキ独特の「甘み」「旨味」があり、弾力性に富んだ浦村カキが生まれます。
- 当工場では、2機の高性能紫外線殺菌器を使用。紫外線のランプの中を海水が通ることでほとんどの雑菌が死滅してきれいな海水になります。 浄化水槽内の海水は常にかけ流しされておりカキをその海水へ一定時間浸けることによって浄化します。
1個のカキは1時間に200cc程の海水を体内に取り入れて雑菌を吐き出します。その時きれいな海水を取り入れて雑菌を吐き出すことでカキ体内が減菌されます。 これにより、本来の味を損ねることなく美味しい生カキを提供できるのです。 | |
さらに、みえのカキ安心協議会では、生食用カキを出荷する際は独自に18時間以上の浄化を義務づけています。 この規格基準は、厚生労働省が設けている基準より厳しく設定されています。また当社では毎月、減菌浄化された牡蠣がどれ程の菌を保持しているのか検査機関に依頼し調べることで安全を確認しています。 |
みえのカキ安心協議会
出荷に当たっての品質管理は、全国に先駆けてみえのカキ安心協議会が規定する紫外線減菌処理、海域調査、HACCP手法等により、徹底した安全管理を行っていますので安心してお召し上がりいただけます。